.tokyoドメインを使っているサイトはどのくらいあるのか?

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ウェブサイトやブログで使用するドメインを取得しようと思い検索してみると、.comや.netなどメジャーなトップレベルドメイン(TLD)は既に使われており、空いているのが.jpまたは.tokyoのみという場合がある。

ただ、.jpは価格が高い(.comの約2倍)。 そこで.tokyoが候補になるが、正直「使っている人はいるのだろうか?」という疑問がある。 私がネットサーフィン(死語)をしている限りでは、ほとんど見かけない。

ちなみに私は.tokyoをいくつか所有しており、その中にはそこそこアクセスがあるサイトもある。

.tokyoは2014年から登録開始。 New gTLDの登録件数を公開してる nTLDStats によると、2022年3月現在、約30万件となっている。 New gTLDのランキングでは19位で、全体の中では1.04%のシェアとなっている。 詳しくは下表のとおり。

New gTLDというのは、.comや.netなど初期のgTLDの後に登場した新しいトップレベルドメインのこと。 バリュードメインで登録可能なNew gTLDは約360種類ある。 日本ではあまり見かけないが、グローバルでは.xyzが断トツで多く、約460万件、シェア約16%となっている。

New gTLDの登録件数
順位 New gTLD ドメイン数 割合(%)
1 .xyz 4,660,907 15.98
2 .online 2,118,274 7.26
3 .top 1,772,725 6.08
4 .site 1,206,107 4.14
5 .shop 1,158,922 3.97
6 .icu 1,009,025 3.46
7 .club 977,648 3.35
8 .store 818,144 2.81
9 .cyou 707,567 2.43
10 .vip 690,421 2.37
11 .app 651,535 2.23
12 .live 630,646 2.16
13 .buzz 544,355 1.87
14 .bar 521,450 1.79
15 .tech 421,465 1.45
16 .space 411,115 1.41
17 .work 406,624 1.39
18 .fun 324,949 1.11
19 .tokyo 303,143 1.04
20 .dev 302,926 1.04

実際に.tokyoドメインを使用している主なサイト

意識して探せばわりといろいろ見つかるが、超メジャーなサイトは今のところなさそうである。 ここでは主なものだけ以下に記す。 URLの持ち主が変わっている場合もあるのでご注意ください。

numan(ヌーマン)
URL:https://numan.tokyo
コダワリ女子のための異次元空間マガジン。 アニメやゲームなどのニュースを配信しているサイト。 乙女企画、サイバードが運営している。
Hanako.tokyo
URL:https://hanako.tokyo
東京の最旬情報のほか、誌面掲載店の検索やオリジナル記事などを毎日更新。 食、暮らしといった情報を配信している。 雑誌等を出版しているマガジンハウスが運営している。
ASKA Official Web Site 「Fellows」
URL:https://www.fellows.tokyo
CHAGE and ASKAのASKAの公式サイト。 リリース情報やディスコグラフィ―、バイオグラフィーなど歌手「ASKA」の情報をお届けしている。 一時期ギフハブ発言で世間を賑わせた。
.tokyoドメインを使おう | GMOドメインレジストリ株式会社
URL:https://hello.tokyo
上で紹介したICANNWikiにも書いてあるが、.tokyoドメインを管理しているのはGMOである。 そのプロモーションサイト。
港区観光協会 | VISIT MINATO CITY
URL:https://visit-minato-city.tokyo
東京の玄関口、東京都港区の観光情報公式ウェブサイト。 東京タワー・レインボーブリッジ・六本木ヒルズ・麻布十番など定番観光スポットから、最新イベント情報、おすすめグルメ、便利なエリアガイドまで観光情報を掲載。
TAMASHIMA.tokyo
URL:https://tamashima.tokyo
東京の多摩と島の観光情報サイト。 TOKYO’s NEW LUXURYをテーマに、多摩と島で、贅沢の意味を変える旅を紹介している。 東京都の「多摩・島しょ魅力発信事業」によって運営されている。
MANGA.TOKYO
URL:https://manga.tokyo
日本のアニメや漫画などのニュース、レビューを英語で配信しているサイト。 Gradus inc.(日本企業)が運営している。
PANORA
URL:https://panora.tokyo
「日本にVRを広める」がミッションのVRニュースサイト。 XR(VR/AR/MR)やVTuber、ガジェットなどの最新ニュースと取材記事をお届けしている。 株式会社パノラプロが運営している。
MCT TOKYO
URL:https://mct.tokyo
フィギュアなどの企画・販売サイト。 株式会社メディコム・トイが運営している。