ファーウェイ P30 lite カメラ、ベンチマークテスト、スペック等

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HUAWEI P30 lite(型番 MAR-LX2J)SIMフリースマートフォン。

ファーウェイ P30 lite

2019年8月、ヨドバシでファーウェイのSIMフリースマートフォン「P30 lite」を35,510円(税込)で購入した。

今まで使用していたのはファーウェイのP8 liteで、個人的にこのシリーズが気に入っている。 このシリーズはSIMフリーの中ではわりと人気なようで、P9 → P10 → P20と続いている。 ただ、アメリカの経済制裁によりファーウェイのスマホはGoogleのPlayストアが使えなくなった。 本機P30 liteはギリギリ制裁前なのでPlayストアが使える。

カラーバリエーションは、Midnight Black(ミッドナイトブラック)、Pearl White(パールホワイト)、Peacock Blue(ピーコックブルー)がある。 前回、色はホワイトだったので今回はブラックを選んだ。

このシリーズは3万円台という値段と性能を考えると、なかなかコストパフォーマンスが高い。

パッケージ

充電器とケーブルのほか、シリコン製と思われる背面カバーが付属している。 充電器は5V=2Aまたは9V=2A。 充電すると画面に「充電中」または「急速充電中」が表示される。

同梱、付属品

画面サイズは6.15インチ。 P8 liteと横幅はほぼ同じだが、縦に長いため細く見える。 最初はこんな大きい画面が必要かと思いつつも徐々に感覚が麻痺していき、この大きさに慣れるとP8 liteの画面が物足りなく感じるようになる。

画面には予め保護フィルムが貼ってある。 取扱説明書には出荷用のフィルムとの注意書きがあるが、そのまま使用しても問題ない(タッチして反応する)ようで、私は貼ったまま使用している。

デフォルトのAndroidバージョンは9。 その後アップデートでAndroid 10に対応。

ホーム画面

初回起動時は画面が暗いが、初期設定では明るさが50%程度になっている。 輝度を最大にするとかなり明るくなる。 ただ、最大だと眩しいので、私は60%くらいにしている。

P8 liteよりバッテリー容量は増えたが、最近の大画面・高解像度・高輝度のスマホは電力の消費が激しい。 画面の輝度を下げたり、常駐アプリを無効化したりなど、初期状態からカスタマイズすることで多少電力消費を軽減できる。

以下の写真は左から順にiPod touch(第6世代)、P8 lite、P30 lite、iPad mini(第5世代)。

iPad mini、iPod touch、P8 lite、P30 lite画面比較

画面は最近のスマホらしく、絵がペッタリ張り付いているような綺麗さ。 解像度は2312×1080ピクセル、画素密度は約415ppi。 縁(ベゼル)の面積が小さく、本体前面のほぼすべてが画面となっている。 ノッチ部分にカメラがある。

待ち受け画面、壁紙

カメラのレンズ部が少し出ているため、平らな場所に置くと少し不安定。 付属の背面カバーを装着すれば多少安定性が増し、且つ滑りにくくなる。

背面カメラ

ベンチマークテスト

P30 liteにAnTuTu v7.2.2をインストールしてベンチマークテストを行った。 [⚙️設定]→[バッテリー]でパフォーマンスモードにするとスコアは13万、通常モードで11万程度だった。 コンディションが良ければ14万を超えることもある。 アプリの起動・動作だけでなく、Google Playストアでのアプリのアップデートも速くて快適。

機種 スコア
iPhone XS 37万
ZenFone 6 37万
Xperia 1 34万
Galaxy S10+ 33万
iPhone 6S 13万
P30 lite 13万
Galaxy A9 (2018) 13万
P20 lite 9万

AnTuTuスコア AnTuTuランキング1 AnTuTuランキング2

カメラ

カメラはトリプル(三眼)レンズ。 狭い場所で被写体が収まりきらないシーンで広角モードが意外と便利。 グリッド表示あり。 デフォルトアプリのシャッター音はP8 liteとほぼ同じで、控えめな音だった。

写真(画像)の解像度は4:3のときに最大24MPとなる。 画面の比率にピッタリ合わせる18.6:9の場合は15MPとなる。1:1(18MP)もある。 写真の彩度やコントラストは特に室内では若干薄味な印象。 ただ、彩度が高すぎても不自然だし、好みの問題もある。

動画(ビデオ)は初期状態で16:9(1080p, 30fps)になっている。 18.7:9(1080p, 30fps)、16:9(1080p, 60fps)、16:9(720p, 30fps)が選べる。 音声は価格の割によく録れていた。 電子式も光学式も手ブレ補正がないため手ブレが目立つ。

画質は概ね良好。 動画を見れば写真の雰囲気も分かるだろうということで、動画のみ作例を載せることにした。

スペック

HUAWEI P30 lite
項目 仕様・スペック
型番 MAR-LX2J
CPU HUAWEI Kirin 710 オクタコア
RAM 4GB
ストレージ 64GB
サイズ 高さ約152.9mm×奥行約7.4mm×幅約72.7mm
重量 約159g
OS Android 9
バッテリー容量 3340mAh
ディスプレイ解像度 約6.15インチ FHD+ (2312×1080ピクセル) TFT
カメラ メイン:2400万画素
サブ:800万画素&200万画素
イン:2400万画素
SIMカードスロット nanoSIM
メモリーカードスロット MicroSD ※MicroSDXC(512GB)対応
無線機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2 BLE (aptX/aptX HD/HWA)
USBポート 1ポート ※USB Type-C(USB 2.0)

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