2022年1月、ヨドバシでアイメディアのバッテリーチェッカー(1008904)を880円(税込)で購入した。
アマゾンには本製品の類似品も出品されている。 本製品がオリジナルなのかは不明だが、アマゾンの中国製よりは安心だろう。 値段もそれほど違いはない。
また、バッテリーチェッカーは本製品以外にもたくさん種類がある。
本製品を選んだ理由の1つは電池(電源)が不要なこと。 電圧を計測するために本体に別途電池を必要とする製品もある。 本製品は、測定する電池を電源として使用する。
もう1つの理由は、電池の残量がある程度分かること。 単に残量が十分か否かだけをランプで通知する製品もある。 本製品は、メーターに電圧値の表示はないが、針の位置でどの程度残量があるか推測できるので良い。
1.5Vの単1単2単3単4単5形のアルカリとマンガン乾電池、および9Vの角形電池を測定できる。 ボタン型・コイン型電池は測定できない。
パッケージ(台紙)には充電用電池には使用できませんと書かれている。 エネループやエボルタなど充電式ニッケル水素電池(Ni-MH)は基本的に電圧が1.2Vなので、1.5Vが基準のメーターだと目安が合わないためだろう。 ただ、測定自体はできる。 電圧差がそれほどないため、目安もほぼ同じ。
メーターの目安は、緑色が良い(残量十分)、黄色が弱い(残量わずか)、赤色が使えないとなっている。
単1~単5形乾電池は本体上部に電池を挟んで測定する。 スライド部にスプリングやストッパー等はなく、手で押さえていないといけない。 自宅用と実家用に2個買ったが、スライド部に多少個体差があり、硬めのものと緩めのものがある。
9V角形電池は、本体側面の端子に押し当てて測定する。
今まで使っていたバッテリーチェッカーも同じアナログ式だが、メーターに電圧値が記されているので使いやすかった。 当初同じタイプの製品を買おうと探したが見つからなかった。 ただ、本製品を購入した後で気づいたが、裏面に電圧の数値が記載されていた。
1.5V乾電池は、Good(良)とLow(弱)の境界値が1.0V、Low(弱)とReplace(交換)の境界値が0.9V。 9V角形電池は、GoodとLowの境界値が6.5V、LowとReplaceの境界値が5.3V。 この辺りの基準値は製品によって異なる。
主な仕様は以下の通り。
サイズは約11×6.1×2.7cm。 重量は実測で約46g。 材質はABS樹脂。 生産国は中国。