トイテックのエアガン「キャリコ(CALICO)M-100」の取扱説明書、スペック。
1980年代後半頃(昭和後期~平成初期)、トイテックのエアガン「キャリコM-100」を購入した。
キャリコの存在を知ったのは、友人の話からだったと思う。 一番の特徴は1000発連射できることで、友人が興味を持ったようだ。 私も気になり、つい買ってしまった。
結局キャリコを買ったのは私だけだった。 正直1000発連射できること以外これといった特徴はない。 威力もそれほどではなく、当時私が持っていたコクサイM16-A1より劣っていた。
キャリコもM16も実家に置いておいたらいつの間にか捨てられていた。 たまたま取扱説明書などだけは私が持っていたため残っている。
取扱説明書を見るとキャリコM-100本体、トリプルブースター、ロングチューブ(本体付属品)、高精度BB弾1000発、400g入りフロン12専用ガスボンベ、ブースター缶2缶のフルセット特別価格が19,800円で、1品ずつ揃えた場合は21,300円となっている。 Original MAN TARGETという紙製のターゲットが付属している。
三角形のパーツがトリプルブースターで、これに缶を3本取り付ける。
フロン缶1本と白色の空缶2本をトリプルブースターに取り付け、キャリコM-100とチューブで繋げる。
付属のBB弾の袋も残っている。 弾はいろいろ混じっているが、紫色の弾が付属の弾だと思われる。 重量は0.12g。 写真左の紺色の弾は当時ヘビーウェイト弾などと呼ばれていた、少し重い弾で0.2g。 最近のエアガンは分からないが、今は0.2gは標準的な重さのようで、より重い弾もあるようだ。
ガスで1000発も連射していたらお金がかかって仕方ないということで、NIKKENのM4シャーマンシューティングボンベというエアボンベを買った。 以下はその取扱説明書とコネクタで、エアボンベ本体は残っていない。 エアボンベには自転車の空気入れを使って空気を詰め込んだ。 空気を入れるのは大変だが、お金はかからない。 エアボンベは大きく重いので、家の中でのみ使用していた。
項目 | 仕様・スペック |
メーカー | 株式会社トイテック(Toy-tec CO.,LTD.) |
品名など | キャリコM-100 フルオート1000 |
全長 | 904mm(ストック展開時) |
銃身長 | 368mm超ロング金属製バレル |
銃身口径 | 6.1mm精密インナー仕上げマズル |
給弾メカニズム | ヘリカルフィーディングメカニズム |
給弾システム | 完全ガスオペレーティング強制給弾システム |
弾倉 | 固定タイプ開放型(ガスは流入しない) |
装弾数 | 約1000発(ホッパーによれば本来は無制限) |
安全装置 | 機械式、ガス式 |
セイフティレバー | 左右どちらでも作動 |
発射方式 | セミオート、3バースト、フルオート |
ブースターシステム | トリプルブースター標準装備、ヒートチェンジフィンタイプワンタッチコネクター、ニードル式流量調整バルブ付き |
使用ガス | トリプルブースター専用密封フロン缶 |